糖尿病網膜症とは、糖尿病による高血糖状態が続くことで、網膜の血管が障害される疾患です。初期には自覚症状がほとんどなく進行するため、気づいたときには視力に大きな影響が出ていることもあります。日本では失明原因の上位を占めており、早期発見と継続的な眼科管理が極めて重要です。

長期間の高血糖により、網膜の細い血管がもろくなり、出血や血流障害が起こることが原因です。糖尿病の罹患期間が長いほど発症リスクは高くなり、血糖コントロール不良、高血圧、脂質異常症なども発症や進行を助長します。

初期には自覚症状がほとんどありませんが、進行すると視界のかすみ、視力低下、物がゆがんで見える、黒い点が飛ぶように見える(飛蚊症)などの症状が現れます。さらに進行すると、急激な視力低下や失明に至ることもあります。

診断には、視力検査、眼底検査、眼底写真撮影を行い、網膜血管の状態を詳しく確認します。必要に応じて光干渉断層計(OCT)や蛍光眼底造影検査を行い、病期や治療方針を判断します。自覚症状がなくても定期検査が重要です。

治療は進行段階に応じて行われます。初期は血糖・血圧管理を中心に経過観察を行いますが、進行例ではレーザー治療、硝子体内注射、手術が必要となることがあります。

電話077-518-8081
住所〒525-0025
滋賀県草津市西渋川1-23-30
アル・プラザ草津2階

【休診日】 木曜日・金曜日

14:00〜17:30

コンタクト初めての方は診療受付時間の1時間前に来てください。