角膜上皮障害とは、角膜の最も表面にある上皮細胞が傷ついた状態を指します。軽度なものから、視力に影響を及ぼすものまで程度はさまざまです。上皮は外界から目を守る重要な役割を担っており、障害が起こると痛みや異物感を強く感じることがあります。早期に適切な治療を行うことで、多くは良好に回復します。

角膜上皮障害は、目をこすったり異物が入ったことによる外傷、コンタクトレンズの不適切な使用、ドライアイ、逆さまつげなどが原因で起こります。また、長時間のパソコンやスマートフォン使用による瞬目減少も、上皮障害を引き起こす要因となります。

目の痛み、ゴロゴロする異物感、涙が多く出る、まぶしさ、充血などが主な症状です。傷が大きい場合や感染を伴う場合には、視界のかすみや視力低下を感じることもあります。瞬きをするたびに痛みが強くなるのが特徴で、症状の程度には個人差があります。

診断は、問診と細隙灯顕微鏡による角膜の観察を行います。必要に応じてフルオレセイン染色を行い、角膜上皮の傷の範囲や深さを確認します。感染の有無や、他の角膜疾患との鑑別も同時に評価します。

治療は、傷の程度や原因に応じて行われます。角膜保護を目的とした点眼薬や軟膏を使用し、必要に応じて抗菌点眼薬を併用します。コンタクトレンズは一時中止し、目を安静に保つことが重要です。多くの場合、数日から1週間程度で改善します。

角膜上皮障害と角膜炎はいずれも角膜に起こる疾患ですが、病態や重症度、治療の考え方が異なります。角膜上皮障害は比較的軽度な表層の傷であることが多いのに対し、角膜炎は炎症が角膜内部まで及ぶ疾患で、視力に影響を与える可能性があります。

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