細菌性結膜炎とは、細菌感染によって白目やまぶたの裏(結膜)に炎症が起こる疾患です。子どもから大人まで幅広くみられ、特に免疫力が低下している時や、目を清潔に保てていない場合に発症しやすくなります。適切な治療を行えば比較的短期間で改善しますが、放置すると症状が悪化することがあります。

原因となるのは、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌などの細菌です。手で目をこする、タオルやハンカチの共用、コンタクトレンズの不適切な使用などが感染のきっかけになります。小児では集団生活の中で感染が広がることもあり、清潔管理が重要な背景要因となります。

目やにが多く出るのが細菌性結膜炎の大きな特徴です。黄色や黄緑色の粘り気のある目やにが出て、朝起きた時にまぶたがくっついて開けにくくなることがあります。充血、目の違和感、軽い痛みを伴うこともありますが、強いかゆみは比較的少ない傾向があります。

診断は、症状の経過や目やにの性状などの問診と、細隙灯顕微鏡による結膜の観察を中心に行います。通常は特別な検査を必要としませんが、重症例や治りが悪い場合には、原因菌を調べる検査を行うこともあります。他の結膜炎との鑑別が重要です。

治療の基本は、抗菌点眼薬による感染のコントロールです。症状が改善しても、医師の指示どおりに点眼を続けることが大切です。また、目やには清潔なガーゼなどで優しく拭き取り、手洗いを徹底します。適切な治療により、多くは数日から1週間程度で改善します。

結膜炎にはいくつかの種類がありますが、細菌性結膜炎とウイルス性結膜炎は原因や症状、対応が大きく異なります。見た目が似ていても治療方針が違うため、正確な鑑別と適切な対応が重要です。自己判断で市販薬を使用せず、眼科での診察を受けることをおすすめします。

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