ウイルス性結膜炎とは、アデノウイルスなどのウイルス感染によって結膜に炎症が起こる疾患です。「はやり目(流行性角結膜炎)」として知られ、非常に感染力が強いのが特徴です。子どもから大人まで発症し、学校や職場、家庭内で集団感染を起こすこともあります。早期診断と適切な対応が重要です。

主な原因はアデノウイルス感染で、咳やくしゃみ、目やに、手指を介して感染します。タオルや洗面用具の共用、目をこする習慣が感染拡大の原因となります。感染力が非常に強く、発症前後から周囲にうつす可能性があるため、日常生活での注意が必要です。

強い充血、水のような目やに、目の痛み、異物感、まぶしさなどが主な症状です。片眼から始まり、数日以内に反対の目にも症状が出ることが多くみられます。重症例では角膜に炎症が及び、視力低下やかすみを感じることもあります。発熱や喉の痛みを伴う場合もあります。

診断は、症状の経過や感染状況の聞き取りと、細隙灯顕微鏡による結膜・角膜の観察を行います。必要に応じて迅速検査キットを用い、ウイルス感染の有無を確認することもあります。他の結膜炎との鑑別や、角膜障害の有無を評価することが重要です。

ウイルス性結膜炎には特効薬がなく、治療は対症療法が中心となります。炎症や痛みを抑える点眼薬を使用し、症状の軽減を図ります。感染力が強いため、手洗いの徹底やタオルの共用を避けるなどの感染対策が不可欠です。医師の指示に従った経過観察が重要です。

結膜炎は原因によって治療法や注意点が異なります。特にウイルス性結膜炎と細菌性結膜炎は症状が似ていても、感染力や経過に大きな違いがあるため、正確な診断が重要です。自己判断での点眼は症状を長引かせることがあります。

電話077-518-8081
住所〒525-0025
滋賀県草津市西渋川1-23-30
アル・プラザ草津2階

【休診日】 木曜日・金曜日

14:00〜17:30

コンタクト初めての方は診療受付時間の1時間前に来てください。